もうiPhone Xが発売されてから5ヶ月が経ちますね。
最近のAppleとしてはかなり挑戦的な製品であり、ネットでも物議を醸した製品となります。
発売日にちょっと遅れて予約し11月の終わりに色々トラブりながらもなんとか入手した北米版iPhone Xをレビューしていこうと思います。
Design – デザイン
圧倒的なベゼルレスデザインですね。今までiPhoneは幅広めのベゼルを採用し続けていましたがいきなりベゼルがほぼ0になりました。
よく気になると言われているセンサーハウジング(通称:ノッチ)は私は一切気になりません。言われなければ忘れてしまうほどデザインに溶け込んでいます。
本体下部のステレオスピーカーの片側、Lightningポート、マイクです。
iPhoneXはケースのサイド部分にステンレススチールを採用しており、磨き上げられた本体はすべてが反射して写り込んでしまうほど美しいです。
またiPhone7よりイヤホンジャックがなくなったことにより完全な左右均等となり、iPhoneのデザインの完成度がさらに1段階上がったような気がします。
左側面には従来通りミュートスイッチとボリュームボタンが付いています。
スペースグレーモデルなので黒光りしているのが非常にクールですね。
iPhoneXの最大の特徴のうちの一つと言っても過言ではないのがこのカメラです。
iPhone史上最高画質のカメラをテレとワイド一つずつ、2つ搭載することによって今までスマートフォンで撮るのが難しかった鮮明で美しい写真が撮影できます。
Camera – カメラ
iPhoneXが史上最高のスマホだと言われる所以の一つがカメラです。
12メガピクセルのf1.8の広角カメラ、f2.4の標準画角のカメラが付いています。
1枚ほどiPhoneXで撮影したお気に入りの写真を載せておきます。
朝、通学中にLightroomアプリで撮影し現像したものです。
Display – 画面
今回のiPhoneXより採用されたSamsung製の有機ELパネルは私が今まで買った端末の中で最も美しいディスプレイなのは疑いようのない事実です。
2436 x 1124 458ppiに及ぶ超高密度の有機ELディスプレイは非常に発色がよく、また黒は完全な黒、それでいて他の有機EL搭載スマートフォンと違いコントラストや彩度を上げすぎてない自然な発色になっているというのがAppleらしく素晴らしいです。
色域はMacBook ProやiPad Proと同じDCI-P3対応でsRGBを超えプロユースにも耐えるレベルの色域となっています。
Specification – 性能
iPhone XにはApple A11 Bionicプロセッサと3GBのRAMが搭載されています。
一体どのくらいの化物なのかというとMacBook ProのIntel Core i5-Uプロセッサより速いらしいです。
その証拠にってわけでもないですが、iOSアプリの中でも特に重いゲーム、「GRID Autosport」が余裕で動きます。
この「GRID Autosport」 というゲームはスマホゲームと言うにはいささか本格的なレーシングゲームなんです。
なぜならばこのゲームPS3からの移植なんです。
もちろんPS3と同じクオリティという訳にはいきませんが、スマホゲームでココまでできたら十分でしょう。PS Vitaの何倍も綺麗です。
Conclusion – まとめ
史上最高のiPhoneであることは間違いないでしょう。
自分のスマートフォンがここまで自分の思い通りに動くと逆に楽しくなってきてしまうくらいいいスマートフォンです。
10万超えの価格がネックですが、歴代最高のiPhoneを手に入れてみるのも良いのではないでしょうか。